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最終更新日　：　2008.3.14

ドキュメントクラスの指定

　ドキュメントクラスとは「どんなレイアウトの文書を作成するか」をLaTeXに教えてやるためのコマンドだと考えてください。また、このドキュメントクラスというオプションは必ず指定しなければなりません。指定できる（代表的な）ドキュメントクラスの種類は次の通りです。

• jsarticle　・・・　小さな記事、小レポート
• jsreport　・・・　長めのレポート
• jsbook　・・・　書籍

　通常は論文を書くときにはjsarticleを指定します。書籍を作成する場合はjsbookですね。この他にもスライドを作成するためのドキュメントクラスが存在しますが、詳しくは[LaTeX　スライド]などのキーワードでgoogleしてみてください。

　また、ドキュメントクラスの指定の際には用紙サイズや文字のサイズなども指定することができます。以下にその一例を紹介しておきます。なお、%はコメントを表す記号で、この%以降に書かれた命令は処理されることはありません（ただし、改行されるまで）。

　ちなみに、\という記号と\は同じ記号として処理されます。日本語圏では円を表す\が重要だと考えらえているので\なんだそうです。アメリカなどでは\ではなく\を使います（バックスラッシュといいます）。