最終更新日 ： 2007.11.20
受動態
受動態とは「〜される」とか「〜された」という表現方法のことです。英語では「be動詞+過去分詞」で表現しましたが、ドイツ語では「werden+過去分詞」で表現します。もちろん、werdenは不定形ですから、主語によって人称変化します。
また、英語では「is made = 作られる」というように一塊になっていますが、ドイツ語ではwerdenのみを文の2番目におき、made（独：gemacht）を文末におきます。文末といいましたが、語順は日本語と同じなので、結果として文頭にあるだけで、「文頭におく」という規則があるわけではありませんよ。
| Tsuyoshi wird zum Essen eingeladen. (強は食事に招待される。) |
要するに「主語+werden+その他」という構造です。その他の部分の語順は日本語と全く同じです。
ちなみに、完了形においてはhabenを2番目に、受動態においてはwerdenを2番目におくのですが、文章を読む際のコツとして、文末に動詞がある場合は「これは完了形か受動態だな」と考えます。そして2番目にある単語がhabenなら完了形、werdenなら受動態と考えれば良いです（少し邪道っぽいですが、最初のうちはそうやって文を見るとラクだったりします）。
参考文献
