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あれこれ教えて!! Q&A |
Que.1 本格的にMTBを始めたいのですが,最初はどのような自転車を買えばよいのか良く分かりません。難しいことをいわれても良く分からないのですが、、、 Ans.1 最初は価格を目安に判断するのが一番手っ取り早いと思います。目安としては定価で10万円程度のもの,つまり購入価格が8万円くらいのものを選べば間違いないでしょう。それとクロスカントリーモデルのMTBでフレームサイズが小さいものを選ぶことをお薦めします。 Que.2 フロントアップをしようとしても,なかなかフロントが上がりません。ほんの少しなら浮くのですが,どうしたら最後まで上げきることができるのでしょうか。 Ans.2 フロントが上がらない人のほとんどは後傾姿勢がしっかりと取れていません。重要なのは上半身を後へ傾けるのではなく,しっかりと膝を曲げて腰を落とすことです。それから前傾姿勢からの体重移動がスムーズでないと勢いが死んでしまうのでフロントが上がりません。 Que.3 サドルの位置はどのくらいがちょうど良いのでしょうか。低すぎるとペダルをこぐときに窮屈ですし,かといって高すぎるとバニーホップなどの技がしにくいと思うのですが? Ans.3 サドルの位置についてはいろいろと説があるようですが,私は普段乗っている時はつま先がやっと地面につくくらいの高さにしています。山を下るときはサドルを一番下にまで下げて乗っています。 Que.4 ダンシングが上手くできないのですが,ダンシングをしてもスムーズにペダリングをするためのコツはありますか? Ans.4 ダンシングは意識的に「こうするものだ」という理屈があるものではないと考えています。スピードを出すために立ってこぐわけですが,基本のポジションがしっかりと取れていれば立ってこいでも座ってこいでもスムーズなペダリングができるはずです。それとハンドルを左右に動かす動きですが,これも意識的に動かすのではなく,立った状態で素早くこぐと自然にハンドルが左右に動くという感じですね。 Que.5 山道を下るときにスピードが出てくると怖くてブレーキばかりかけてしまいます。怖くてもブレーキをかけずに上手く曲がる方法はないのでしょうか。また走っているときのポジションはどのようなものでしょうか。 Ans.5 MTBでも同じだと思いますが「怖い」と思ったらそれが自分の出せるスピードの限界です。それ以上出したらコントロールが利かなくなって,いわゆる暴走状態になってしまいます。最初はゆっくりでもいいからしっかりと自分が曲がりたいと思うポイントでターンを行えるように心がけることの方が大切です。それから山道を走っているときはきもち後ろに体重をもっていく方がよいと思います。そうすれば多少の石やでっぱりがあっても回避できます。 Que.6 スキーとMTBでもっとも違う点はどのようなところでしょうか。 Ans.6 色々ありますが,例えば,でこぼこ道を走っている(滑っている)ときですかねぇ。スキーの場合はしなりが利用できますから,コブにスキーのトップを当てて・・・ということができます。しかしMTBでは同じような障害物に前輪を当ててしまうと頭から突っ込んで怪我をしてしまいます。だからMTBでは軽くフロントを上げて(後荷重)からクリアしてやるような工夫が必要なのです。スキーは「前へ前へ」という意識が強いですが,MTBでは「後へ後へ」という意識が強いと思います。 Que.7 急なカーブを曲がるときにどうしても滑ってしまいます。かといって、自転車の倒し込みが浅いと曲がりきれません。いったいどうすればうまくターンすることができるようになりますか? Ans.7 滑ってしまう原因は主に2つあります。1つは上半身も一緒に倒れてしまっていること、もう1つは前輪への荷重量が多すぎること、この2つです。前者は上半身が倒れることによって、タイヤにかかる力がなくなった結果として滑ってしまうわけです。また後者については、前輪に余計な力が入ってしまうために自然なターン弧を乱してしまいます。ターン弧が乱れると"ズレ"が生じて転んでしまいます。 |