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バンクを利用したジャンプ

　バンクとはbankのことで「土手」とか「盛り土」という意味があります。まぁ,要するに"でっぱり"のことです。またbankには「斜面」という意味もあり,同じような意味としてslope（スロープ）という単語があります。

　ちなみに日本では山道を走ることをトレイルライディングなどといいますが,"トレイル"は英語でtrail（トレェイル）といいます。似たような単語でバイクトライアルの"トライアル"というものがありますが,これはtrial（トライェル）といいます。

　英語の授業はこれくらいにして、、、

　バンクを利用したジャンプについてですが,これの理論は[ドロップオフ]のページで解説しているので参考にしてください。

>>　Movie（スローバージョン）

	(1)　バンクに押し付けるようにして進入する。
	(2)　登りになっているので軽めに後荷重をしてフロントアップ。
	(3)　マニュアル状態でバランスを保つ。
	(4)　バンクの終点までマニュアル状態を維持して、、、
	(5)　バンクの終点に後輪が来た瞬間に伸び上がる。
	(6)　バニーホップと同様に自転車を前へ押し出す。しかし、しっかりと伸びまでの動作ができていれば、バイクは自然とついてくる。
	(7)　まぁ、これはあまり高さが出ていませんが、ジャンプしていますよね（ジャンプ完了）。

　バンクを利用したジャンプで大切なのはバンクに進入するときに前輪を押し付けるようにすることが重要です。前輪を押し付けて、跳ね返ってくる力を利用してフロントアップするのです。そして自分が意識しているよりも高めにフロントを上げないと上手く飛べません。

　それから、バンクの大きさにもよりますが、かなりスピードを出して進入しないと飛びません。スキーでもそうですが、思っている以上にバンクに当たったときにスピードが減速してしまうからです。

　あとはバンクを利用したジャンプを行う際に、どうしても高く飛ぼうとして体が硬くなってしまいがちですが、できるだけ体をリラックスさせることが大切です。上手くいかないときは、飛ぶ前に「スーハー・スーハー」と深呼吸してからやると効果的だったりもします。