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最終更新日　：　2007.7.6

斜面でのターン

　トレイルを走る際には斜面（壁）を利用して急カーブを曲がるという方法がとても効果的です。

　トレイルを速くスムーズに走るためにはとにかくトレイルを走りまくることですが、こういった部分部分の練習は公園や河原などでもできるので普段から練習しておくと良いとおもいます。

　「なかなか山へ行けないから練習できない」というのではなくて、「なかなか山へ行けないから何か代わりになる練習をしよう」と考えるのが上達への早道です。

	Fig. 1　： ターン開始時に大切なポイントは肩の力を抜くことと、ターン点に視線を向けること。あまり近くに意識を集中させると、どうしても肩に力がかかってしまいます。
	Fig. 2　： 徐々に（実際には瞬間的に）バイクを倒し込み始めます。しかし、ここではまだ完全に倒し込んでいません。ただバイクを倒すのではなくて、同時に前方へ押し出す感じです。
	Fig. 3　： ここがターン点です。最もバイクが倒れている状態がこのときで、斜面であることを恐れて倒し込みがあまいと曲がりきれません。
	Fig. 4　： ターン点を過ぎても油断せずにしっかりとバイクを押さえ込むことが重要です。ここが一番滑りやすい時期で、エッジを立てすぎているとズレてしまいます。
	Fig. 5　： 徐々に荷重を解除して自然体に戻っていきます。ターン点を過ぎてからの力の抜き方がスムーズだとスリップして転ぶこともありません。
	Fig. 6　： ここではもうほとんどターンが終了しています。次のターンに備えられるように目線を前に持っていくことに気を配りましょう。常に先を見ていく意識が大切です。