ナナメからの進入（テールの振りを利用する）

　バニーホップも漕ぎ上げホップも基本的には同じ動きです。基本は障害物（飛び越えたい所）に対して正面から進入します。しかし、実際の場面（例えばストリートやトレイル）では正面ではなく斜めの角度から進入することがほとんどです。

　正面からのアプローチができていれば、あとはちょっとしたテールの使い方でナナメ進入もできるようになります。スキーをやっているとこの感覚が非常に分かりやすいのですが、そういう人ばかりでもないでしょうから、簡単にコツをいっておくと、

ということくらいでしょうか。。。

　これができると道を走っていてもけっこう楽しめるライディングポイントが増えます。

　今回は漕ぎあげホップの応用ですが、バニーホップでも同じ動きです。

　個人的にはこの技が一番、モーグルの動きを連想させるので好きです。

(1)　まずはしっかりとためをつくる（前傾姿勢）。

(2)　ペダルを漕いでフロントアップ。

(3)　伸び上がるときにひねる方向を向く。今回の場合はテールを右に振るので、左方向を向く。

(4)　通常よりもリアタイヤを持ち上げる意識を強く持つと良い。このとき障害物を越えてやるという意気込みがあると体が自然にリアタイヤを振ります。

(5)　写真4の時点でテールを振る動作は既に終了している。

(6)　しっかりとした動作ができていれば、自然にリアタイヤが付いてきてまっすぐになるはず。

(7)　両輪で着地。

(8)　しっかりと吸収動作を行う。もっとも、自然とこうなるのだが、、、ちなみにこれはちょっと前かがみになりすぎている。

>>　Movie（ノーマルとスロー）