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最終更新日　：　2008.2.9

群別に色やデータポイントの種類を変更する

　今回は群別（カテゴリー別）にデータポイントの色と種類を変える方法を紹介します。軸の設定についてはこちらを参照のこと。

　まずは以下のようなデータフレームを作成しておき（ただし、変数GROUPはカテゴリカル型）、関数attach()を使用してデータフレームにパスを通しておきましょう。

> myData #データフレームの中身を表示
   GROUP  X    Y
1      1 10 8.37
2      1  9 4.44
3      1  9 8.93
4      1  7 0.36
5      1 11 4.86
6      2  2 0.27
7      2  3 0.07
8      2  4 0.71
9      2  2 0.59
10     2  2 0.13
11     3  7 6.52
12     3  4 3.89
13     3  6 5.50
14     3  5 1.30
15     3  5 2.05
> attach(myData) #データフレームにパスを通す

　Rではx軸に指定するデータがカテゴリカル型である場合は自動的に箱ひげ図が描かれます。それなので、群別の散布図を描きたい場合はas.integer()などで整数型にでも変換してやる必要がありますから、そこのところに注意してください。

　まずはカラーを変更する。

> plot(as.integer(GROUP), X, col=c("red", "blue", "green")[GROUP], pch=16)

　同じようにしてデータポイントの種類も変更できる。

> plot(as.integer(GROUP), X, pch=c(4, 6, 8)[GROUP])

　最後にx軸とy軸が共に連続型であり、そのうえで群別にデータポイントの種類と色を変更する例をあげておきます。colやpchの後に[GROUP]を書き忘れると全然、違うグラフ（色分け）になってしまうので注意。

> plot(X, Y, col=c("red", "blue", "green")[GROUP],
pch=c(4, 6, 8)[GROUP])