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更新日：2015.11.29

特定の列だけを抽出する

■インプットの指定

■処理の指定

処理自体は簡単なのですが、今までにない操作が出てきますので、そこを詳しく説明していきたいと思います。まずは例によって、先に以下のようなリレーションを組んでおきましょう。特定の列のみを抽出するためには　「tFilterColumns」　を使います。

今回は「カラムの同期」という機能を使う必要が出てきますが、別におっくうになるようなものではありません。これはインプット側（testDataPOS）とアウトプット側（pos_CID_Kingaku）のカラムの整合性を自動的にとってくれる機能です。上記のようなリレーションを組んだ直後に、tFilterColumnsを選択した状態でコンポーネントをみると以下のようになっています。

操作的にはここから　「カラムの同期」　というボタンをクリックしてから　「スキーマの編集」　をクリックしていくだけです。まずカラムの同期をクリックするとメッセージウィンドウが現れますのでOKをクリックしてください。その後、スキーマの変数の右側にある　「・・・」　というボタンをクリックすると以下のようなウィンドウが現れます。

新しく出てきたウィンドウの左側がインプット側のカラム、右側がアウトプット側のカラムです。特定の列だけ抽出して書き出したいわけですから、右側のカラムリストから不要なカラムを削除します。特定のカラムを選択し（クリックし）、「×」ボタンを押せばよいです。最終的には以下のようになります。

この状態でOKボタンをおすと「変更を反映しますか」というメッセージウィンドウが現れるので、これもOKをクリックします。これで完了です。

■アウトプットの指定

抽出したい特定の列ラベルだけの空のファイルを用意しておきましょう。

【注意】　上のスクリーンショットではカンマ（，）の後にスペースが入っているように見えますが、これは私が使っているテキストエディタの仕様上　「このように表示される」　だけで、実際にはスペースは入っていません。